〜第一回研修旅行・小豆島編〜

         

☆研修まとめ

 

その1「何でも謎にしちゃいまSHOW」

 

私マッシュとりょう店長との謎解き案バトル!

 

・フェリー内

・MeiPAM&エンジェルロード

・オリーブ公園

・二十四の瞳映画村

・帰りの港

 

この5つのポイントごとに、謎に使えそうなものを写真で撮って

ディレクターにプレゼンしました!

 

・実際にできそうか

・その土地と関係があるか

・目新しさがあるか

 

の3つの評価ポイントが達成できているかで判断します。

点数は、1点・3点・5点です。

 

初めは私の方が勝っていたのですが、後半になると、経験と知識力の差が目に見えてきました。長期戦ではりょう店長のほうが有利です。ぐぬぬ。

 

この勝負のポイントは「企画を立てちゃいまSHOW!」持ち越されるのですが、

この時点での勝敗を決めたのが

 

 

ディレクターが急遽決めた魚釣りでの3ポイントでした。

この後に二つチェックポイントがあったので、

まさかこれが差をつけるとは、誰も思っていませんでした。

 

本気でやってよかった……大人気なく釣ってよかった……

 

 

その2「ボードゲームをやってみまSHOW!」

 

みんなでかき集めたボードゲームをやります!

リアル謎解きゲームもアナログゲームも、その場で人が顔を合わせて

空気を読みながら、面白くなるようにプレイするというのが醍醐味であり、

難しいところだと思います。

 

アナログゲームでその空気を感じることで、謎解きを作るときに、どのようにすれば

参加者全員が楽しくゲームできるか、という発想に結びつけることができます。

 

やったゲームは

 

 協力ゲーム

・似顔絵探偵

・ムービークリエイター

・アニュビスの仮面

 

 対戦ゲーム

・犯人は踊る

・コードネーム

 

です。

 

協力ゲームは、全員が1つの目的に向かって心を合わせることが大切です。1人が頑張ったところでクリアすることはできません。自分がどの分野が得意か、苦手か。他の人のプレイを見て、補助すべきか任せるべきか。お互いがお互いを気遣う精神を学ぶことができます。

 

対戦ゲームでは、相手の行動を予測し、阻止したり逆手にとって自分たちが有利になるように運ばなければいけません。よく観察し、把握しなければ上手に立ち回ることはできません。

 

 

 

その3「企画を立てちゃいまSHOW!」

 

1泊2日の研修旅行を経て、

 「小豆島で謎解きをするとしたらどのような企画を立てるか?」

 をテーマに企画を最低3つ考え、社長とディレクターにプレゼンする。というものです。

 

「なんでも謎解きにしちゃいまSHOW」で取得したポイントと、ここでのプレゼンの点数を足して、私とりょう店長、どちらがこの研修旅行の勝者かが決まります。

 

ここで私はあることに気づいてしまったのです

 

「最低3つ……ということは、いっぱい作ればよいのでは……?」

 

上限が決まっていないということは無限に作っていいということです。しかも、企画ごとに採点するという設定。どこまで小豆島の魅力を細分化し、それを一つの案として確立できるか、というのも試されているのです。

 

「よっしゃ!10個作ればいける!10個いこう!」

 

と思い作り始めたのですが、そんなに作れるはずがありませんでした。

いかに魅力多い小豆島といっても

 

・内容を被らないように

・地域に特性を生かして

・面白そうなものを

 

と考えると案が思いつかなくなってしまいました。マンネリ化しないようにいろんな面白いものを仕掛ける、というのはこんなに難しいかと再認識しました。しかし、これから私がしていく仕事はこういう仕事です。

 

その身を奮い立たせ、なんとか、なんとか5個できました。来年には10個作れるようになりたいな……

 

プレゼン当日、社長とディレクターの真剣な眼差しに緊張します。

聞こえやすい声で、ストーリーに興味が持ってもらえるように

どこがイベントの魅力で、なぜ面白いのか。

 

結果としては……

数で勝ちました!

 

世の中には戦いの数だけいろんな戦法があるのです。

知識も経験も少ない私にとっての戦い方でした。

 

来年は数でも内容でも勝てるようになりたいですね!

 

 

社会見学

 

■MeiPAM

 

約670年前に海賊や敵の侵入に備えてつくられた、

不規則で複雑な路地が残る町が「迷路のまち」。それがMeiPAMです。

 

古い建物とそれを改築した新しい建物が共存し、懐かしくも目新しい新鮮な場所でした!

特に面白かったのは元呉服屋の蔵だったギャラリーとモノノケ堂です。

 

 

ギャラリーはこの円柱型の建物が特徴的でした。

よーっく見るとこれ、あるものになってるんです……

正体を知った社長とディレクターがびっくり!謎解き会社をも欺く巧みな謎でした。

 

中はオリーブの木で出来た版画や、可愛らしいポスタカードなどの作品。

そして美味しいお菓子がありました。オリーブ茶おいしかったです優しい甘さ……好き……

 

 

モノノケ堂は各地のクリエイターが丹精込めて作った妖怪が集まる場所!

一回の半分は駄菓子屋さんになっていてもうなんというか最高にテンションがあがる空間でした!ドラマの撮影場所みたいというか漫画みたいというか……

 

怖い妖怪から可愛らしい妖怪までまさに魑魅魍魎!

左端上に載せている妖怪が一番のお気に入りです。大将格っぽい風格が素敵!!

 

 

■エンジェルロード

 

恋人の聖地、エンジェルロードです!

限られた時間のみ、潮が引き道が開かれる神秘的な光景です!

この道を手をつないで歩いたカップルは幸せになれる……

そんな噂のせいか、途中にある島にはハートの絵馬が大量に。

 

「彼氏ときたかったああああ!!」と叫んでいた女の子を見て青春だなって思いました。

羨ましいなぁ……

 

 

 

■道の駅小豆島オリーブ公園

 

映画「魔女の宅急便」のロケ地でもあるオリーブ公園!私たちのいった時は、映画にちなんで箒が無料で貸し出されていました。

 

小豆島はオリーブオイルが名産品!ここには様々な種類のオリーブオイルや関連商品があるのでお土産を買うにはもってこいですよ!

 

 

私たちはタイミング悪くCafeが閉まってましたが1ヶ月後にリニューアルオープンしたようです!オリーブオイルを使った美味しい料理、代わりに食べてきてください……ヽ(´o`;

 

映画のロケ地なだけあってすこし欧風チックな雰囲気が漂い、現実離れしていて新鮮でした。魔法が使えそうな気がしてきた……こう、薬草とか調合して治癒薬とか作れそうなきがする……

 

 

■寒霞渓

 

日本三大渓谷美のひとつ、寒霞渓です!

 

「もうやめるんだ!これ以上罪を重ねるんじゃない!」

「うるさい!こないで!来たらここからコイツごと飛び降りる!!」

 

みたいなサスペンスドラマごっこができます。

ただやるときは安全な場所でしてください、ごっこ遊びは安全を確保してから全力でやるものです。かなり高いので落ちたら本当にヤバイです。

 

 

丸い輪っかにかわら(お皿)を投げる場所があるんですが大流行りでした。

 

賽銭を池の中の穴に入れるとか、型抜きとか

あぁいうシンプルなものってどハマりしますよね。

 

ちなみに誰も入りませんでした。野球選手の真似をしたら惜しいところまでいったんですがそれでも入りませんでした。悔しい……悔しい……

 

 

■二十四の瞳映画村

 

12人の生徒とハイカラな新人教師による心温まる学校生活と、それを奪う戦争の悲しさが描かれた感動作「二十四の瞳」の映画村です!

 

 

二十四の瞳に出てくる学校はもちろん、すべての建物が昭和を感じさせる場所です。

自分の目でこの時代を見たことはありませんが、懐かしいと感じるのは日本人の血、といったところでしょうか。

 

 

上は、いい大人が昔ながらの遊びに熱中している図です。

おもしろい遊びを通して、ワクワクを皆さまにお届けする会社ですからね!遊びには手を抜きません。たとえ上司や先輩であっても全力対決です。

魚釣りは私の圧倒的勝利でした。下剋上(しているとはいっていない)

 

 

この写真は先生と生徒がじゃんけんをしている図(たぶん)だと思われるのですが

 

「いやこれは競りやな、みんな落としにかかってるで」

「じゃああの子が今一番多く出してるから、あの子になるかな?」

「ここからの番狂わせが競りの面白さでしょ……」

 

とか言いたい放題大喜利してました。こういう発想力が企画を作る上では必要なのかもしれませんね。

 

 

☆食事☆

 

 ■小豆島ラーメンHISHIO

 

小豆島にあったラーメン屋HISHIOさん

安い!うまい!多い!え……なにこれ最高……って感じでした。

 

替玉が「心ゆくまで」って……ギャ○曽根さんが来たらお店が危ないです。

 

 

オススメは醤そばと小豆島店限定の岬そば!あとは替めしですね!

醤そばは、小豆島名産の醤油と、カタクチイワシの出汁が濃厚なのにさっぱりでした!どこにもない味っていわれるのも納得。また食べたい……

 

岬そばは鰆をさっぱり楽しめるよう、鰆の出汁に大根おろしや梅干しが入った一品。

和を感じますね!

 

そして!なにより!醤そば×替めしが最高でした!

刻んだチャーシューとネギ、海苔がいっぱい入った丼に残ったスープをかけて食べるわけなんですが……宇宙です。宇宙ですよ皆さん。スープが入ることによって美味しさがビックバンします。この組み合わせを頼んだのは私だけだったのでドヤ顔しながら食べました。

 

 

 ■ひしお丼 

 

こちらは二十四の瞳映画村で食べました!お店によって具材が違うようです。

 

 

・「醤の郷」の醤油やもろみをつかうこと

・小豆島の食材を使うこと(魚介、野菜、オリーブなど)

・箸休めはオリーブか佃煮

 

という決まりがあるようです。ここのはカリカリに揚げられた豚肉にキュウリが豪快に刺さっていました。このキュウリインパクトすごいですよね、びっくりしました。

 

カリカリ豚肉ともろみが相性抜群でご飯がスイスイ進みました!佃煮もおいしかったです。やっぱ醤油はいいですよ。醤油最高ですね。もろみは買って帰りました。

 

 

 ■森國酒造

 

小豆島で唯一の酒蔵、森國酒造さんです!古い佃煮工場を使用した店は雰囲気があってよかったです。中も秘密基地に入ったみたいでワクワクしました!大人の秘密基地ですね。

 

 

ここのお酒で有名なのはお酒の大会で銀賞に輝いた「ふふふ。」でしょう

辛口の吟醸酒でした。すっきりしてて飲みやすいと思います!

 

他にも「ふわふわ。」「びびび。」「うとうと。」など可愛らしい名前の日本酒が多かったです!私は「うとうと。」がお気に入りだったので升付きの小さいサイズを買って帰りました。

 

 

研修旅行中にお酒を飲む悪い大人の図です。

いや、ね?地域を知るためには美味しいご飯、地酒を味わう必要がありますからね。

これは義務です、義務。美味しい。

 

実は

「研修生として昼間からお酒飲むのはなぁ……試飲したいけどここは我慢かな……」

と思っていたのですが、社長が

「マッシュちゃんイケる口やろ?飲みなよ!」

って言われたのでお言葉に甘えました。

 

 

☆あとがき☆

 

クロネコキューブ第一回研修旅行、小豆島編。いかがでしたでしょうか?

私はすごく楽しかったです!

 

どこにいっても写真を撮って、謎に変えないといけないプレッシャーや

アナログゲームの進行役になって、プレイヤーを退屈させないようにすること

小豆島の魅力を、謎解きを使ってどこまで表現できるかなど

  

大変なことや、頭を悩ますこともありましたが、

人に物事をしっかりと伝える力や、物に対する発想力。

地域の魅力を見つける目や、臨機応変な対応力を身につけれたと思います。

 

そしてなにより、小豆島は最高でした!

 

今まで感じたことがない雰囲気なのに、とても懐かしい空間で

妖怪のオブジェや古い建物をリメイクした芸術にあふれていて

ご飯も美味しくて、風景もよくて……

 

もっと皆さん来るべきですよ小豆島!船ですぐつきますから!

正直1泊2日じゃ足りないぐらい見所がありました!

皆さんも、小豆島の魅力を探しに行ってください!