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フィギュアの作りかたのハナシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回はフィギュアを作るときの粘土のハナシをしたので

今回はいよいよ作り方のハナシをするよ。

ちなみにこれは、私の場合の作り方であって、

フィギュアの作り方もいろいろあるからね。

まずは

作りたい大きさのフィギュアの実物大サイズに

フィギュアのデザインを拡大コピーしよう。

 

自分でデザインする場合は、

実物大サイズに描いてしまうのが手っ取り早いかな。

 

今後、この実物大のデザインの隣に作りかけのフィギュアを

置いて、サイズ感を何度も確認していくよ。

粘土を置くので、この紙は汚れてしおしおになるから

自分で描く場合もコピーを取っておくほうがいいね。

 

次に小さい発泡スチロールを用意するよ。

その発泡スチロールに百均の粘土でざっくりとした

肉付けをしていくよ。

 

百均の粘土で全部作ってもいいけど、

発泡スチロールを芯にするのをオススメしたいのは、

成形品だから。

形が上下左右対称で、正中線が入って

いるものを基準にして肉付けをしていくと歪みの少ない

造形が作りやすいんだ。

 

粘土造形はとにかく歪む!!!!!

3次元で形が歪むときは、雑巾絞りのように

ねじれて歪むので、その歪みを後から直すのは

時間がかかるし、難しいんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、歪みを直すために、制作途中で

腕や胴体を一回切断して再度つなぎ合わせることも

少なくないよ。

だからなるべく歪まないように成形品を

基準にして作っていくといいよ。

もちろん肉付けしていくとラインは消えてしまうから

作っている最中も何度も鉛筆で正中線をひくよ。

 

手足を作るときは、実物大サイズのコピーの上に

手足の長さに針金を切って置いてサイズの

確認をした上で、針金に粘土を盛っていこう。

針金を芯にすることで、手足を簡単に胴体に

仮止めすることができるよ。

手足が太い場合は、百均の粘土や発泡スチロールに

針金を刺したものを芯にしよう。

(芯を発泡スチロールにしておくと

軽い力で刺すことができるよ)

前回話したみたいに、上半身は軽く作って

下半身重く作りたい場合は、

足には発泡スチロールを入れずに全部粘土で作ったり

足先は、重りを芯にすることもあるよ。

小さいけど重い「重り」は釣具屋さんで売ってるよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミケタは頭が大きいけど、下半身に

重い粘土を入れて、しっぽも接地させているので

作り中でもちゃんと自立するんだよ。

 

胴体、頭、手、足、尻尾 等は

バラバラに作ってつなぎ合わせるよ。

バラバラに作った方がそれぞれのパーツの

完成度を上げやすいからね。

歪みを確認するのにも、

ヤスリがけするのにも、

パーツはバラバラの方がやりやすい。

ただ、パーツのバランスもそれぞれ

バラバラになりやすいから何度も

胴体につなげてバランスを見ながら

作っていこう。

 

作っている最中はなるべく鏡に映してみたり、

写真を取ってみたり、

離れて見てみたり、

とにかくいろんな角度で何度も確認しようね。

 

次回はやすりがけのハナシからしようね。

 

 

前回のブログで作りかけてたミケタは

完成したよ~。

次の公演から会えると思うよ~。

でも今週末の公演はスタンプ溜まった人のみの

特別公演だから来れないひともいるよね。

そんな人はミケタのTwitterアカウント

チェックだよ~。そこで写真見てね!

 

ちなみにミケタ、お腹を押さえてて

「お腹すいた~」みたいな仕上がりになったよ。

 

お腹すいたら美味しい中華料理食べたいよね。

実際に中華料理やさんで、中華料理食べてからの

謎解きゲームの

「六堂教授のヒミツの実験 in Madam Lee」

楽しみだね~。きてね。