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雪だるまの昔話

 

こんにちは、マッシュです。

 

現在開催中の記憶を失くした雪だるま

 

 

雪だるまと共に梅田茶屋町をめぐる謎解きイベントです。

フライヤーのイラストやHPのイラストを担当させてもらいました。

雪だるまって丸くて可愛いし色々装飾しやすくて楽しかったです。

 

 

さて、雪だるまには私も少し思い入れがあるんですよね。

 

小学校の頃、私は地元のダンスクラブに入っていました。

ダンスを通じてお祭りを盛り上げたり、老人ホームで昔の曲を踊ったりするボランティア活動をするクラブで、2年生から6年生の4年間ぐらいいたんですよね。

 

 

 

小学生しか入れないこと、割と練習がきついことなどもあり年々人が減って行き、私一人が最年長としてみんなを引っ張っていくことになりました。

私はいかんせん威厳もないしリーダーシップもないので、年下のメンバーたちには舐められまくってました。

 

 

 

 

言うことは聞かないし、すぐに人をおちょくってくるし……本当に苦労したものです。途中から「親しみやすい先輩」というのを目指して下の子たちにコミュニケーションをとりはじめてから、メンバーとも仲良く過ごせるようになりました。

 

時は過ぎ、私はこのダンスクラブを卒業することになりました。悲しいような、やっと解放されたような……複雑な感情。普段と変わらないテンションで別れを告げようとした時、私の1つ下の後輩が私に可愛い封筒を渡してきました。

 

 

「マッシュがいなくなるの本当に寂しい。だからみんなで手紙を書いたの。よかったら家で見てね!あとキーホルダーもみんなで作ったんだ!」

 

そこにはメンバーからの手紙と冬生まれということで雪だるまのキーホルダーが入っていました。白いフェルトで作られた手縫いのキーホルダー。そこには「中学入ってからも頑張ってね!」というマーカーで書かれたメッセージがありました。

 

 

 

色々あったけど、こうやって慕ってもらえるぐらいには努力できてたんだなーと嬉しくなってその場で泣きました。実家で大切に保存しています。

 

今回の記憶を失くした雪だるまほんのりと胸が温かくなる物語ということで、昔の思い出を書いて見ました。皆さんにもそんなエピソードがあれば、あったときにでも教えてくださいね。