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実生活において
ピンチになったときや困ったとき
アイデアにがでてくることがあります。
あ~こういうピンチは謎解きでこう解決できたら面白いのに~みたいな感じで
ってことは謎解きゲームに出会う以前にピンチだったことや困ったことを思い出せば
新しいアイデアの宝庫なのでは…
なので今回私の心の中の思い出フォルダをサルベージしてみようと思います
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あらすじ
友人Tちゃんとバリ旅行にでかけたみしぇる
初の南国への旅だった我々はかなり浮かれていた
しかしそれはトラブル続きの旅だったのです…
2人は無事日本に帰ることができるだろうか
STEP1.タクシーに捨てられる
バリ着き早速ガイドブックをみるとマリンスポーツができる素敵なビーチが載ってました
しかしそこは今いる場所から遠く、バスなどもなかったためタクシーで向かうことに
運転手さんに地図を見せたらOK!OK!って上々な滑り出し
道中車窓を眺めていたが特に印象に残るものも無い場所を走る続けること20分
とつぜん運転手が車を停め一言
「わかんないけどこの辺じゃない?はい降りて」と車外に出された我々
くるりとUターンをきめて颯爽と去っていくタクシー
呆然とする我々
周りを見渡すとたしかにここはビーチ…
しかしマリンスポーツなどやっていないというか、そもそも人がいない
何もない…照りつける太陽…
2人は無言のまま来た道を歩いて帰るよりほかなかった
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「方向音痴じゃなかったことだけが救いでした…」
STEP2.ミラクルチェンジなプライスカード!
炎天下のなかトボトボとあるき続ける2人
周囲には何もない、田んぼとポツポツ民家があるだけ
とにかく太陽が照りつける炎天下、もうダメかと思ったその時
ぽつんと建つ商店を発見した2人
「このままでは脱水状態になってしまう、水を買おう」
お店に入るとおじちゃんとおばちゃんがやっている
食料品から日用品までおいてある地元の商店でした
冷蔵ケースからよく冷えたミネラルウォーターを取り出し値札を確認
「ふむ3000ルピーね」
ってことで3000ルピーと水をレジに持っていくと
おじちゃん「7000ルピーやで」
はっ?って思って「いやいや、プライスカード見たし」って
振り向いたらおばちゃんがボールペンでプライスカード書き換えてるNOW!
ちょっとちょっと掲示物に書込みはおやめ下さいって言われなかった?(大事)
すごい今かわったよ7000ルピーに。値上げの瞬間に立ち会ってるわ
ってそこから炎天下で疲れ果ててた私と店主のバトル開始
外国人価格があるんかもしれんけど、私が手に取った瞬間は3000ルピーやったもん~
おじちゃん「今レジ通す前に7000ルピーになったんだよ、金払え~」
日本円にしたら少ない金額ではあるけど
疲れとタクシーの1件で怒りマックスになっていた私には譲れない戦いとなっていた
結局、私の怒りが頂点に達したところで店主が折れた
「いいよ、3000で…」
大人げないとはおもいつつ3000で水を手にしたみしぇるであった
(その後申し訳なくなり水もう1本とお菓子を買って和解(?)した)
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「普通に書き換えててちょっと笑ってしまった…
謎解きにするとチェックポイントではプライスカードを使った
スタッフとのバトルが発生しそう…」
STEP3.疲れた身体を癒やす極上エステ?!
2時間かけて徒歩でホテルに帰ってきた我々
もう今日は出かけたくない、なんか癒やしが欲しいと
ホテル内にあるエステに行くことにした
泊まっていたのは世界に羽ばたく一流ホテル(貧乏旅行でここだけ奮発)
そこにはいってるエステだから信頼のクオリティに違いない
受付でコースの説明を聞く
私は全身120分コース
Tちゃんは60分の足マッサージをチョイス
楽しみだね~とそれぞれのお部屋に案内される
別れ際「私の方が短いから終わったら先に部屋に戻っておくね」と
Tちゃんは笑顔で部屋の奥へと消えていった
私はハーブティーを飲んだり、バラ風呂にはいったり
担当してくれたお嬢さんは親切だし上手だしで
それはもう極上な時間を過ごした
帰り際受付でTちゃんが帰ったか聞くと、先に部屋に戻られましたとのこと
しかしお察しの通り部屋に戻ってみたがTちゃんの姿はなかった
もしかしてホテル内のカフェとかどこかにでかけたのかなぁと
ぐるりと周ってみたが見当たらない…
そこでもう一度エステの受付に行きTちゃんが来てないか聞いてみた
しかし受付嬢はココにはもうお客様はいないですと言う…
むっ、なんか胸騒ぎがする…
「誰もいないなら奥の部屋とかみせてもらってもいいですか?」
と奥に進もうとすると
「立入禁止です」と前に立ちはだかる受付嬢
あ や し い
私はその場で大声で「Tちゃーん!返事して~」と奥に叫んだ
すると奥から小さな声で
「いるよ~ここにいるよ~」とTちゃんの声
まじか!!
受付嬢を追い払って奥に駆けつける私!
しかしもし監禁とかされてて相手が武器(?)とか持ってたらどうしよう
とちょっと思ったけど、とりあえず勢いで現場に踏み込んだ!
なんとそこには足マッサージを受けるTちゃんと足をマッサージしているおじさん…
血相を変えて飛び込んできた私にびびるマッサージのおじさん(とTちゃん)
話をよく聞くとマッサージのおじちゃんが担当していた前のお客さんが終わって無くて
Tちゃんのスタート時間が60分程おし、その後マッサージをはじまったが
おじさんがずっと口説きつづけてきてマッサージが進まず時間が経過していた模様
(ちなみに受付嬢はスタート時間が遅れていたことに気づかず
本当に終わってるから誰もいないとおもってたそうだ)
とりあえず口説いてきてたのは大変そうだったけど、監禁とかされてなくて
一安心でした…(本気でびびったけど)
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「まじで心臓がバクバクさせながら奥まで踏み込みました…」
STEP3まで進みましたね~しかし本当はもっとトラブルがつづきますが…
このあたりでやめておきましょう。
そうですねぇ…この謎解きの最後はなにがいいかなぁ?
あ、帰りの空港で発砲事件に遭遇してしまいます(これも実話)
うぅもう1日早く帰っていれば…
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「むぜうわらも」
あ、みしぇるが発砲事件に遭遇しておかしなことを言っています…
ってことで1つ戻して無事に日本に帰国しよう!
ね、トラブルって謎解きになりますよね…
このバリ旅行は成人式の頃だったか、もっとたってからだったか…
随分前の話だけども、トラブルだらけでめちゃめちゃ思い出に残ってます
でも怪我の功名で、旅行に興味を持った私はその後
総合旅行業務取扱管理者の資格をとり旅行会社で働くことになりましたが
それはまた別のお話…